包装室と製品倉庫を備えた第4工場。屋根には太陽光パネルを設置している=4月下旬、唐津市中瀬通の宮島醤油妙見工場(提供)

 宮島醤油(本社・唐津市船宮町、宮島清一社長)が唐津市中瀬通の妙見工場(従業員約460人)に増設した第4工場が完成、稼働を始めた。受注増への対応でレトルト食品の包装室と製品倉庫を整備した。秋に新しい包装ラインを加え、増産体制を図る。

 第4工場は鉄骨造りで延べ床面積3634平方メートル。カレーやパスタソースなどレトルト食品のパウチ包装ラインを置く。製品倉庫を設けて保管容量を3割拡充し、これまで外部委託で保管していた分のコストを削減した。屋根には太陽光発電パネル(最大出力99キロワット)を設置し、工場の電力に使っている。従業員の健康増進へランニングコース(130メートル)やウオーキングコース(714メートル)も整えた。設備投資額は11億円。4月に妙見工場では新たに13人を採用した。

 3千品目を扱う妙見工場の年間売上高は77億6700万円(2019年)、25年は89億3千万円を目標としている。宮島仁取締役管理本部長は新型コロナウイルスの影響を念頭に「今後も消費志向や事業環境の変化が出てくる。積極的に設備投資を行って人材の確保に努め、目標を達成したい」と話している。

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