水の流入を防ぐ外壁もほぼ完成し、24日に防災訓練が行われる佐賀鉄工所大町工場=杵島郡大町町福母

 佐賀鉄工所は、昨年8月の佐賀豪雨による大町工場での油流出事故を受けた防災訓練を24日に実施すると明らかにした。消防や県、大町町も参加する。佐賀豪雨を受けて鉄工所が独自に作成したマニュアルを基に水害の対応を確認する。

 訓練は鉄工所が実施主体になる。水位に応じて重量シャッターを閉める作業や関係機関との連絡体制を確認する。具体的な訓練内容はこれから詰める。

 鉄工所は、工場の敷地全体を囲む外壁の工事を進めている。入り口部分に設置するアルミ製の仕切り(高さ約2メートル)を6月中旬までに整備すれば、工事が完了する予定。このほか新たな対策として、重量シャッターの隙間を埋める「止水シート」を貼り付ける対策も決めた。

 また、油流出の被害に遭った農家や農機具への補償が完了したことを明らかにした。住民と商工業者については、一部で交渉が続いているという。

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