長崎市で被爆して乳がんを発症したとして、神戸市の女性(79)が原爆症と認めなかった国の処分の取り消しや100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、大阪地裁(三輪方大裁判長)は3日、原爆症と認めて処分を取り消した。賠償請求は棄却した。

 判決理由で三輪裁判長は、女性は原爆投下当時屋外におり、額に何らかの物が当たって負傷したことから「内部被ばくしたり、外部被ばくしたりした可能性がある」と指摘。乳がん診断時には加齢以外に危険因子がなかったことなどから、原爆の放射線により発症したことは「高度の蓋然性が証明されたものだ」とした。

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