佐賀県は2日までに、県衛生薬業センターが一手に担ってきた新型コロナウイルスのPCR検査を、県内の5医療機関でもできるよう委託契約を結んだと発表した。同日、県内初となる医療機関での検査が1件実施された。今後も契約する医療機関を増やす方針で、「第2波に備えた検査態勢の強化につながる」としている。

 県によると、行政検査としてPCR検査に取り組むのはいずれも「帰国者・接触者外来」を設置する五つの医療機関。公表はしていない。県は3月から委託契約を進めてきた。医師が必要と判断すれば、県の機関を通さず検査できる。検査数や結果は県に報告する。患者の自己負担は公費で補塡(ほてん)される。

 県は同日、県内で感染が確認された45人全員が退院したことを明らかにした。国の基準変更に伴い、PCR検査を受けなくても退院できるようになった。県は独自に退院後2週間はホテルや自宅での行動自粛を勧奨している。県が借り上げたホテルで6人、自宅で3人が療養している。

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