佐賀県三養基郡上峰町のふるさと納税の返礼品として贈られた「さがびより」に、くず米が混入していたことが2日、分かった。町には30件以上の苦情が寄せられ、返礼品業務を担う受託業者に指示して改善した。

 町によると、米の返礼品は寄付額1万~6万円の25種類があり、このうち2019年産のさがびよりに多量のくず米が混入していた。19年産は天候不順などの影響で作況が悪く、品質が低い米の量が例年に比べて多かったため、受託業者は「選別機が排除しきれなかった」と説明している。

 返礼品の発送を始めた11月下旬ごろから苦情が寄せられ、町は2月上旬、受託業者に改善を指示した。業者は1台だった選別機を2台に増設した上で、選別機を3回通すなどチェック体制を増強。返礼品名を「さがびより」から「復興応援米」に変更し、例年と比べて品質が十分ではない点を明記したことで苦情はなくなったという。

 町は苦情を寄せた人に、くず米入りの米を送り返してもらい、新たな米を発送する対応をした。武広勇平町長は「せっかく寄付していただいた人に不快な思いをさせて申し訳ない。同様のことが起きないように改善策を強化していきたい」と話す。

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