応援ボード「砂段ティーノ」と記念撮影するサガン鳥栖の豊田陽平選手(C)SAGANDREAMS.Co.,Ltd. 

 サッカー・J1サガン鳥栖と総合パッケージメーカー「サガシキ」(佐賀市)は2日、サポーターの等身大写真を印刷した段ボールを、仮想の観客としてスタジアムに並べる取り組みを実施すると発表した。7月4日に再開するリーグ戦は当面、無観客試合や入場制限が想定され、サポーターの熱を届ける「分身」としてチームを後押しする。

 商品名は「砂段(さだん)ティーノ(ハコデサポーター)」で、高さ70センチ、幅40センチ。1体3500円(税込み)で、先着7千人にベースボールユニホームが付く。印刷は写真並みに鮮明といい、梅雨を考慮し、耐水性の段ボールを用いる。売り上げの一部はクラブの収益になる。無観客・入場制限のホームゲームで、2階のホームサポーター席やメインスタンドなどに配置する。設置期間は約1カ月間を想定している。

 同様の取り組みをドイツ1部リーグのチームが実施し、JリーグではJ2のアルビレックス新潟が取り入れている。

 サガン鳥栖の運営会社サガン・ドリームスの竹原稔社長は「佐賀が誇る企業の技術で、スタジアムの新しい価値観を創出する取り組みができた。最低1万体を目標にしたい」と話した。

 Jリーグの別のチームからも引き合いがあるといい、サガシキの枝吉宣輝社長は「印刷する写真は自由度が高く、サポーターが選手に熱いメッセージを送ることができる。一丸となって試合を盛り上げてほしい」と呼び掛けた。

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