第46回総会短歌会で表彰される受賞者=佐賀市のメートプラザ佐賀

最高賞の県知事賞に選ばれた角本久子さん=佐賀市のメートプラザ佐賀

 佐賀県歌人協会の第46回総会短歌会が5月31日、佐賀市で開かれた。会員や短歌愛好者ら約30人が参加、家族やふるさとなどを詠んだ歌74首が集まった。

 互選方式で選考し、12首が入賞。最高賞の県知事賞には、父の介護をする夫の姿を詠んだ角本久子さん(70)=佐賀市=の「車椅子の父に添いいる七十歳(ななじゅう)の 夫の背中を染む夕あかね」が選ばれた。

 角本さんは受賞作のきっかけとなった光景を写真に収めており、「いつか詠みたいと思っていた。70歳のうちに入賞できてうれしい」と喜びを口にした。

 佐賀新聞社賞に選ばれた武雄市の山﨑成子さん(73)の歌は「手間かけて『今年で最後』と配る嫗(ひと) 去年も言ってた鮒の昆布巻き」。山﨑さんは「毎年、フナの昆布巻きをくれる友人について詠んだ。今後は情景の歌も詠んでみたい」と話した。

 

〓は「角」の中央の縦線が下に突き抜けた漢字

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