山田生花店には生け花に使われる花材が多彩にある

 佐賀市呉服元町の旧長崎街道沿いにある角のお花屋さん。なんとなくその存在は知っているけれど、どんなお店だろう? そう思われている方はいませんか? 創業73年、祖父から二代目を引き継ぐ店主、山田英浩さんにお話をうかがいました。

 まず店内で特に目を引くのは、枝ものや珍しい花々。店舗の二階では草月流や池坊など、各流派の生け花教室が開かれており、生け花の花材となる珍しい色や形の花の取り扱いが多いということに納得しました。山田さんは各流派に詳しく、エスプラッツでフラワーアレンジの講師も務めておられます。取材の間にも生け花各流派の歴史や、切り花の扱い方などを交えて花のある暮らしの楽しさを教えていただきました。

 「少し咲き過ぎた花は思い切って茎を短く切り、自由にアレンジすることもできますよ。大きな花束ももちろんすてきだけれど、小さくても良い、いつも生花を飾る気持ち。この気持ちがあると暮らしはぐんと華やぎます」と山田さん。楽しいお話の間に、ささーっとかわいらしくアレンジされ、その自由な発想に驚きました。花のある暮らしの楽しさを教えてもらえるお店なんです。(「街なかかわらばん」市民ライター・谷口幸恵)

このエントリーをはてなブックマークに追加