前後左右の席を空けて座り、講義を受ける学生=佐賀市本庄町の佐賀女子短期大

 佐賀女子短大(佐賀市)は1日、新型コロナウイルスの影響で休止していた対面授業を全面的に再開した。各部屋の入り口に手指の消毒液を設置するなど感染予防策を徹底し、学生らは検温をしてマスクを着用した上で、講義に臨んだ。

 同短大は2月中旬以降、対面授業を実施せず、動画配信など遠隔授業を進めていた。全国的な緊急事態宣言の解除などを受け、分散登校で学生向けガイダンスを行い、対面での授業にこぎ着けた。講義室の座席は隣や前後を空けた。

 学生は毎日の体温や体調を記録して週に一度短大に提出し、体調不良で自宅待機を指示する診断書があれば欠席に数えない。教職員は体調管理に加えて日々の行動を記録し、常に報告できるよう準備している。

 現場での実習は8月を予定している。保育士を目指すこども保育コース2年の小野優里さん(19)は「今年は就職活動だが、保育所などの見学に行けていないのが気掛かり」と話した。

 鳥栖市の九州龍谷短大は5月の最終週から一部の授業を対面で始め、1日から全てを切り替えた。佐賀大は1日から4年生の一部で対面授業を開始。西九州大は15日から一部で開始する方針で、同短大部は一部で対面授業を実施している。

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