米ツイッターのドーシーCEO=2019年10月、ニューヨーク(共同)

 米フェイスブックのザッカーバーグCEO=2019年4月、米サンノゼ(共同)

 【ニューヨーク共同】トランプ米大統領の会員制交流サイト(SNS)への投稿を巡り、ツイッターとフェイスブック(FB)の対応が対照的だ。トランプ氏は両SNSに同じ内容を投稿しているが、ツイッターは注意喚起するラベルを付けたり、警告を表示したりしている一方で、FBはそのまま表示している。

 ツイッターのドーシー最高経営責任者(CEO)とFBのザッカーバーグCEOはともに、SNS運営について「真実の判定人」の立場を否定している。政治家の投稿は原則、削除しない方針も共通だ。

 だが、ザッカーバーグ氏は28日、FOXニュースの番組で「われわれの指針は同業他社よりも表現の自由が強く、人々に発言権を与えている」とツイッターとの違いを強調。トランプ氏は、番組での発言を取り上げ「ザッカーバーグCEOがツイッターを批判している」と指摘した。

 両社は政治広告に対する対応も異なる。ドーシー氏は昨年、ツイッター上の政治広告を世界中で全て禁止すると発表。ザッカーバーグ氏は継続する方針を示した。

 ツイッターとFBで広報担当を経験したウェクスラー氏はツイッターへの投稿で「ツイッターは政治広告を扱っていないし、(米巨大ITと違い)独禁当局の脅威にさらされていない」と指摘。ツイッターはFBと比べてトランプ政権のしがらみが少ないと分析した。

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