松尾修さん サン海苔第二営業部長

 佐賀県有明海漁協の参事をこの春退職し、4月からサン海苔(佐賀市)の第二営業部長を務める松尾修さん(60)。漁協では生産者によるノリの入札業務に携わってきたが、新しい仕事は原料の板ノリを老舗メーカーに売り込む仕事だ。

 「落札を待つ今までと違い、これからはお客さんからノリを評価される立場。扱うのは同じ佐賀のノリなので、しっかり売り込みたい」と意気込む。ただ、今のところは「例のコロナの問題で、まだ、あいさつにも行けない。これから、頑張りたい」と気を引き締める。

 高校を出て入った有明海漁協には42年奉職。ノリの生産とともに歩んできた。入った当時は、販売額が一番良かった時代。「その後、海況の変化で落ち込んだが、新しいやり方を取り入れ、今の日本一の座がある」と工夫を重ねた生産者の苦労をたたえる。

 もともと、海に出ることも魚を食べるのも大好きといい、「有明海の魚も漁業者も減っているのが、とても気がかり」と話す。今後も、有明海を中心とした生活が続く。

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