ベルトコンベヤーの上を青々した梅が流れていく。スタッフが傷がないか、素早く確認する=小城市のJAさが小城選果場

 梅の出荷がたけなわだ。JAさがの小城選果場(小城市)では、青々したまん丸の梅がベルトコンベヤーの上を流れていく。今年は「ステイホーム」の呼び掛けにより家で梅干しを漬けようという人が多いためか、単価は例年より高めという。

 JAの佐城梅部会には、小城市の牛尾梅林を中心に約90人の生産者がいる。5月の連休明けに小梅の出荷が始まり、現在は大梅の終盤。この後、「南高」が6月中旬まで続くという。

 選果場では、1時間に1トンの処理能力があるという選果機で、穴の空いた鉄板の上に梅を転がして5種類の大きさに選別、スタッフが次々と箱詰めする。

 担当者によると、今年は暖冬で梅の休眠時間が十分とれず、開花期に寒かったこともあって、収量は平年の半分以下という。ただ、全国的に量が少なく、巣ごもり需要もあってか、単価は例年の3割高。JAさがでは関東をメーンに、今年は約20トンの出荷を予定している。

このエントリーをはてなブックマークに追加