節目の会で、下級生や顧問の先生に感謝を述べるバスケットボール部の生徒=佐賀市の佐賀西高

各部活の主将の号令に合せて気勢を上げる運動部の生徒たち=佐賀市の致遠館高

 佐賀県高校総合体育大会に代わる県独自の大会「SSP杯県高校スポーツ大会(6月13日開幕)」に出場する運動部員の壮行会が29日、県内各地の高校で開かれた。大会に臨む部員を激励する一方、既に受験に向けて部活動に区切りを付けた生徒もおり、「引退式」の意味合いも込められた。参加した3年生は、それぞれの目標に向かい全力を尽くすことを誓った。

 致遠館高では、運動部所属の1~3年生約440人が参加。嘉村直樹校長が3年生に激励の言葉を贈り、最後に全員で拳を突き上げて気持ちを高めた。

 参加した3年生120人のうち、約3分の1は30日をめどに引退する。女子バレー部の9人は全員で話し合い、大会に出場せずに引退を決めた。主将の井﨑千春さんは「最後にみんなで出たかったけど、進学するので勉強も大事」。当日は後輩の応援のため、会場に足を運ぶ。

 佐賀西高は、3年生が全校生徒の前で思いを語る「節目の会」として開いた。引退を決めた水泳部主将の首藤鉄平さんは「支えてくださった全ての方々に感謝したい」。補習もあり、平日の練習時間は30分だけという女子バスケ部主将の井手美樹乃さんは「大会の名前が変わっただけ。優勝を目指す」と意気込んだ。

 渡邊成樹校長は「大会に出ない部は今日を境に、出場する部は最後の試合を境に、次の目標に向かって新たな一歩を踏み出して」とエールを送った。

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