自衛隊輸送機オスプレイの佐賀空港配備計画で、九州防衛局の漁協支所への説明後に、論議の進め方で「一定の整理」をつけるように佐賀県有明海漁協に求めた山口祥義知事の発言に対し、秀島敏行佐賀市長は29日の定例会見で懸念を示し「その通りになるか分からない」と指摘した。

 秀島市長は、県や漁協が結んでいる公害防止協定の覚書に関し「自衛隊の空港供用をしない、させない、あり得ないとした重い約束」と改めて重要性を強調した。漁協南川副支所が29日に防衛局から説明を受けた点に関しては「話を聞くだけという立場。いろんな圧力に屈せず『変えません』という話ならば、それまでの話」との見方を示した。

 漁協の組合長ら役員が6月下旬に交代することに関しては会見後、記者団に「後任が(知事から)圧力を感じるようなことがあれば、協定の立会人としての役割を果たさなければいけない」と、けん制する考えに言及した。

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