鹿児島国体の代表権を懸けた九州ブロック大会の中止が29日、発表された。本国体の通常開催が極めて困難な状況であることを裏付ける結果となり、活躍が期待される佐賀県内の競技関係者からは残念がる声が上がった。

 「昨年結果を出して、今年も期待してもらっていたのに」。バスケットボール少年女子を率いる佐賀清和高の貞松大監督は中止を惜しんだ。

 少年女子は昨年、強豪ひしめく九州ブロックを初めて突破すると、本国体では2勝を挙げて5位入賞と躍進した。貞松監督は「生徒に試合をさせてあげたかったという思いと、仕方ないという思いの両方がある」ともどかしさを語りつつ、「大会に向けて取り組んできた準備は無駄にはならない」と力を込めた。

 ラグビー少年男子の佐賀工高は昨年、九州ブロックを通過し、本国体では8年ぶりに準優勝に輝いた。枝吉巨樹監督は「(中止を決めた)関係者の方々の判断は難しかったと思う。競技者としてしっかり受け止めたい」と述べた。「ラグビーは花園があるし、(延期などで)本国体開催の可能性もあるので、それに向けて頑張っていきたい」と気持ちを切り替えた。

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