佐賀労働局が29日発表した4月の佐賀県内の有効求人倍率(季節調整値)は1・13倍で、前月から0・04ポイント低下し、4カ月連続の減少となった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、求人を控える企業が相次いだとみられる。

 新規求人数は前年同月比24・1%減の5116人で、これに対し新規求職者数は2・1%減の4664人だった。有効求人数は15・7%減の1万5898人、有効求職者数は2・2%減の1万5308人だった。前月との比較では、新規求職者数が6・2%増加している。

 正社員の有効求人倍率は前年同月を0・08ポイント下回る0・82倍で、4カ月連続で1倍を切った。

 産業別の新規求人数を前年同月と比べると、宿泊業・飲食サービス業が63・8%減、運輸業・郵便業が43・4%減、製造業が37・1%減と大幅に減った。

 緊急事態宣言が解除され、経済活動再開の動きが出始めているが、佐賀労働局は「すぐに求人などが戻るとは考えにくい」と指摘。31・3%減となった派遣求人を含むサービス業(他に分類できないもの)については「派遣は5月末を更新時期にした1年更新が多い。来月は更新に関する動きも注視したい」としている。

このエントリーをはてなブックマークに追加