深浦弘信市長(左)に自社製のマスクを手渡す「伊万里セロリー」の社員=伊万里市役所

峰達郎市長(右)に布マスクを手渡す唐津セロリーの社員たち=唐津市役所

 女性用事務服の製造・販売などを行う「セロリー」(本社・岡山県岡山市)の県内の子会社3社が27日、工場が立地する伊万里、唐津、嬉野の3市に自社製の布マスクを千枚ずつ寄付した。

 各工場の社員から「地域のために何かしたい」との声が上がった。企業向けのブラウスやスカートなどを製造している同社にはさまざまな素材があり、抗菌や消臭の効果がある加工を施した生地を使用。吸水や速乾の効果もあり、夏場でも快適に着用できるという。マスクは非売品で、寄付のために特別に製造した。

 伊万里市役所では「伊万里セロリー」(同市東山代町)の武田栄作工場長(60)らが深浦弘信市長に手渡した。武田工場長は「マスクが出回るようになっても価格は安くはなく、洗えるものを望んでいる人も多いと思う。市民のために役立ててほしい」と話した。

 唐津市には「唐津セロリー」(同市相知町)から寄付があり、武川幸久工場長(50)は「第2波がいつ来るか分からない。福祉施設や医療現場、学校などで活用してもらえれば」と語った。嬉野市にも「佐賀セロリー」(同市塩田町)から寄贈された。

このエントリーをはてなブックマークに追加