ホンダカーズ中央佐賀が県に無償貸与した移送車両。前部座席と後部座席の間にアルミ製の仕切りがある=県庁

大橋友文社長(左)から移送車両の鍵を受け取る日野稔邦事務局長=県庁

 ホンダカーズ中央佐賀(本社・佐賀市、大橋友文社長)は29日、新型コロナウイルス感染者のための移送車両1台を佐賀県に無償で貸与した。車内が仕切られているなど感染症対策が施された車で、県内の保健福祉事務所に配備される。

 前部座席と後部座席の間にアルミ製の仕切りが設けられている。それぞれの空間は密封状態で、感染者が乗る後部座席側は気圧が低い状態になっており、車内の空気が循環しない仕組みになっている。

 貸与期間は10月31日まで。県内の感染状況によっては延長する。感染者を病院などに送ったり、転院したりする際に使う。

 大橋社長は「県内の自動車販売会社としてできることを考えた。少しでも力になれば」とあいさつ。県の医療提供体制強化本部の日野稔邦事務局長は「感染の第2波が来た際、大勢の感染者を運ぶために車両は不可欠。心強い」と感謝していた。

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