自宅にいる学生たちに向け、オンライン授業をする教員=鳥栖市の医療福祉専門学校「緑生館」

 鳥栖市の医療福祉専門学校「緑生館」(定員580人)は、新型コロナウイルス対策で4月初めからオンライン授業に取り組んだ。5月半ばに学生にアンケートを取ったところ、8割超が「楽しく学べている」などプラスの感想を寄せた。

 学生と教職員の半数が緊急事態宣言の「特定警戒」都道府県となった福岡県内から通っており、対面形式での授業を取りやめた。教育の質向上や業務改善のため2年前からICT化の準備を進めてきた素地を生かして、オンライン授業に取り組んだ。

 総合看護、専攻看護学科に行ったアンケートは214人(回答率82・6%)が回答し、「思いのほか楽しく学べている」が65%、「積極的に参加し学べている」が19%とプラス評価が8割超。「緊張があり楽しく学べていない」「ストレスが多く消極的な学びになっている」が各6%だった。

 「先生の顔を見ると安心」「(パソコン操作などが)不安だったが、しっかりやれている」という前向きな感想の半面、「電波(Wi-Fi)事情が良くない」などの課題も見えた。長田晶子副校長は「オンラインでも学生は主体的で、意見交換もできていた。全教員が実践できたことも大きく、新たな学習ツールとして活用の多様性と業務改善の糸口も見えた」と手応えを得ていた。

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