たわわに実ったバナナを収穫する子どもたち=神バナナみやき農場

末安伸之町長(中央)と一緒にバナナを収穫する子どもたち=神バナナみやき農場

たわわに実ったバナナを収穫する子どもたち=神バナナみやき農場

 みやき町が特産化を進める完全無農薬バナナの初収穫が27日、同町白壁の農場であった。末安伸之町長や北茂安小の児童、地域住民ら約30人が初めての収穫を喜び、町の新たな産品になるよう収量の安定化へ期待を寄せた。

 バナナは「凍結解凍覚醒法」という栽培法で農薬や殺虫剤などは一切使わず、皮まで食べられるのが特徴。鹿児島県南九州市でバナナを生産する「神バナナ」(東晃社長)が、2019年3月から栽培を始めた。当初は昨冬に初収穫の予定だったが、2度の豪雨被害でハウス内が浸水したことから、収穫が半年遅れていた。

 農場は民間のテニスコート跡地を活用し、敷地面積約5800平方メートル。約2200平方メートルのハウス内で約400株を栽培している。

 初収穫イベントでは、北茂安小の4年生が手伝い、たわわに実ったバナナをのこぎりを使って切り取った。末安町長は「ようやく収穫できて喜んでいる。安定して収穫できるようになってくれれば」と期待し、東社長は「新たな特産品になれるよう努力していきたい」と意欲を見せた。

 この日の収穫量は約220本。最初は加工用として同町が開発したバナナビールやバナナアイスの原料にする予定で、収量が安定すれば食用も販売する。同町がふるさと納税制度に復帰後は、バナナや加工品を返礼品として活用する予定という。

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