葉隠研究会(中野啓会長)の機関誌「葉隠研究第88号」が刊行された。鹿児島大学名誉教授の種村完司さんが「葉隠」に登場する家老や年寄役に着目した連載を始め、作家の桜田靖さんの小説は最終回を迎える。 種村さんは「葉隠」を口述した山本常朝が、なぜ佐賀藩の家老や年寄の言行を取り上げたかを追究する。