訓練で新型コロナウイルス感染者用の感染防止具のつけ方を確認する参加者=唐津市の唐津東港

感染防止具に覆われた模擬感染者を船から運び出す救急隊員ら=唐津市の唐津東港

感染防止具に覆われた模擬感染者を船から運び出す救急隊員ら=唐津市の唐津東港

 唐津海上保安部は、離島で新型コロナウイルスの感染者が確認されたことを想定した搬送訓練を28日、唐津市の唐津東港で実施した。佐賀県や市消防本部などから約50人が参加し、患者用の感染防止具を使い、救急車で搬送するまでの手順を確認した。

 離島で新型コロナの陽性患者や疑似症状が確認された場合、本土の指定医療機関に搬送する。

 桟橋を離島に見立てて、巡視艇を使って訓練をした。ウイルスを密閉するビニール製の感染防止具で模擬患者を覆い、防護服を着た救急隊員ら5人が船上から救急車に運び込んだ。

 唐津海保で感染症患者の搬送訓練をするのは初めて。参加者は県の唐津保健福祉事務所の職員から「手袋は破れることもあるので備品を多めに準備して」「防護服を着る介助は受けられないので、手順を確認して習熟度を高めてほしい」とアドバイスを受けていた。

 唐津海保の林亮治部長は「感染防止策を確認でき、実りのある訓練になった。関係機関と連携し、万全を期したい」と話した。

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