唐津市の嘱託職員による施設使用料の不正使用などを受けて、陳謝する市総務部の濵口智部長(左)ら=唐津市役所

 唐津市は28日、自然体験施設「ふれあい自然塾ひぜん」(同市肥前町)の元塾長の男性嘱託職員(63)が2017年度から19年度にかけ、施設使用料112万5080円を不正利用したとして、当時の肥前市民センターの課長ら5人を懲戒処分にした。元塾長は全額返金しており、刑事告訴はしない。

 元塾長は、施設使用料を指定外の領収書を使って金庫に保管し、施設職員との飲食代や旅行代などに使ったという。施設の職員から19年9月、不正な事務手続きについて市に連絡があった。3年間で施設利用があった7633件のうち、311件で不正に金庫に保管していた。

 この問題を受け、元塾長は契約が更新されず、3月末に退職した。市は監督責任があった同センターの課長2人を減給10分の1(1カ月)、係長3人を戒告とした。再発防止策については「紙ベースだった予約台帳をデータ化し、共有していく」としている。

 また、市下水道管理課の男性主査(46)が18年8月、市へ寄付申請された浄化槽の受け入れ手続き2件を怠り、会計処理も不適切だったとして、減給10分の1(1カ月)、当時の課長1人と係長1人を戒告とした。

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