宇宙に送り届けられた佐賀市大和町産のハウスミカン(JAXA提供)

 佐賀市大和町産のハウスミカンが、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた無人補給機「こうのとり」9号機に搭載され、25日に国際宇宙ステーションの宇宙飛行士に届けられた。県産ミカンが宇宙に送られるのは4回目。

 県流通・貿易課によると、佐賀県のハウスミカン生産量は昨年度まで29年連続で日本一となっている。これまで太良町産のミカンなどを宇宙ステーションに送り届けた実績があり、4月中旬に宇宙航空研究開発機構(JAXA)から県に提供の打診があった。

 今回はハウスミカンを含め、宮城県産のパプリカや群馬県産のキウイフルーツなど計6品目の生鮮食品が保存性や衛生性などの要件を満たし、これらの物資を搭載したこうのとりが21日に打ち上げられていた。

 今年は新型コロナウイルスの影響で、高級果物の販売不振も懸念されている。山口祥義知事は28日の会見で「宇宙にも行ったハウスミカンをご賞味いただきたい」と消費を呼び掛けた。

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