県職員有志から「お裾分け」のタマネギをもらい、喜ぶ留学生ら=佐賀市の西九州大短期大学部

おすそ分けされたタマネギをもらう学生=佐賀市の西九州大短期大学部

 佐賀市の西九州大学短期大学部で26日、外国人留学生へ県産タマネギが配られた。新型コロナウイルスの影響で苦境に立つ農家を支援しようとタマネギを購入した県職員から「お裾分け」として届けられ、留学生たちは物を分け合うことで喜びを共有するという日本の文化の意味をかみしめた。

 県文化課やくらしの安全安心課など職員の有志が、新型コロナでアルバイトなどが減って困っている留学生を支援しようと「OSUSOWAKE PROJECT(お裾分けプロジェクト)」と銘打って実施した。

 タマネギは21日、県庁で開かれた産地支援の販売会で購入したもので、22日に県職員有志が短期大学部にタマネギ約70キロを贈った。配られたタマネギの袋には、「お裾分け」の言葉の説明とメッセージを添えた紙が入っており、地域生活支援学科の留学生30人に1人3玉ほど配った。

 ミャンマーから留学している2年ミョウ・ミン・ナインさん(34)は「もらったタマネギを使って料理を作りたい。お世話になったので、何か恩返しができれば」と笑顔を見せた。

 取り組みを企画した県文化課の熊谷吉朗さん(44)は「お裾分けは日本のボランティア精神そのもの。少しでも元気になってもらえれば」と話した。

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