テレビ会議アプリ「Zoom」を通じて高校生にエールを送る村田諒太=佐賀市大和町の高志館高

テレビ会議アプリ「Zoom」を通じて高校生にエールを送る村田諒太。全国各地の高校生が参加した=佐賀市大和町の高志館高

村田諒太とのオンライン上の対談に参加する高志館高のボクシング部員=佐賀市大和町の同高

 新型コロナウイルス感染拡大で夏の全国高校総合体育大会(インターハイ)が中止となった高校生に、日本のトップ選手や指導者らがオンライン授業を行う企画が26日、始まった。初回はボクシング・2012年ロンドン五輪金メダリストで、WBA世界ミドル級チャンピオンの村田諒太が講師を務め、全国の高校生にアドバイス。高志館のボクシング部員も熱心に耳を傾けた。

 全国のボクシング部員ら40人が、テレビ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を通じて受講。高志館は宮原悠瑠主将(17)が参加し、他の部員は電子黒板で講義の様子を眺めた。

 村田は、インターハイという大きな目標を失った高校生からの質問や相談に、丁寧に回答。大学で競技を続ける部員には「2024年(パリ五輪)に標準を合わせて、焦らず計画を立てるのもいい」とアドバイス。一方で、高校で競技を辞める3年生には「悔しい思いをしたからこそ今の自分がいると思える未来を作ってほしい」とエールを送った。

 宮原主将は「これまでもやもやした気持ちだったけど、あこがれの選手の生の声を聞いて気持ちが晴れた。大学という次のステージでも頑張りたい」と抱負を語った。 

 企画は全国高校体育連盟などが主催。今後はサッカー元日本代表の川口能活さんやバレーボール元日本代表の大山加奈さんらが講師を務める予定。

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