入口で検温と問診のデモンストレーションを行う市職員ら=唐津市呼子町の呼子公民館

 唐津市は26日、出水期を前に市内3カ所で防災パトロールを行った。呼子町の呼子公民館では、避難場所における新型コロナウイルスの感染防止策が行程に組まれた。受付での消毒や「3密」を避けるためのスペース確保、体調が悪い人専用の部屋を設けるなど対策を確認した。

 地元の女性防火クラブと唐津防災士会の11人が被災者役を務めた。玄関受付で市職員が手指消毒、マスク着用を被災者に依頼し、検温と問診を行った。症状がない避難者は約4平方メートルのスペースが確保された一般向けの部屋に案内された。体調を崩した避難者は別室に案内し、保健師に連絡を取る手順を確認していた。

 体育館を避難所に見立てたデモンストレーションもあった。ロールマットで個人の区画を十分に設けたほか、体調の悪い人用にパーティションで「分離部屋」を設置した。避難が長期化した場合に使う、段ボールの間仕切りスペースも披露した。視察した峰達郎市長は「コロナ対策も行っており、避難をしなければならない人は躊躇(ちゅうちょ)なく利用して」と話した。

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