小城藩初代藩主鍋島元茂が、少年期に祖母を心配して出した手紙を紹介したい。元茂は、佐賀藩初代藩主鍋島勝茂の長男として慶長7(1602)年に生まれた。鍋島直茂・芳林(陽泰院)夫妻は、孫の元茂を殊の外かわいがったという。慶長19年からは江戸に住み、徳川家と佐賀藩の間を取り持つ役を担っていた。