2019年度に佐賀県内で発注された公共工事の請負金額は前年度比13・7%増の1147億2500万円で、2年ぶりに増加した。防災対策事業などがあった国や、SAGAサンライズパークの改修工事、有明海沿岸道路関連事業などがあった県がともに約4割増と大幅に増加した。一方、九州新幹線長崎ルート関連の建設関連が一段落したため、独立行政法人等は1割以上減少した。

 西日本建設業保証佐賀支店が工事の前払い金状況を基にまとめた。件数は5・7%増の2802件。5月、11月、12月以外は前年同月を上回った。

 請負金額を発注者別で見ると、堅調だった国と県に対し、市町は5・1%減の327億8800万円。

 地域別では、唐津地区が学校校舎改築工事や唐津ボートスタンド改修などで24・1%増の136億9900万円で最も伸び幅が大きく、神埼地区、小城地区が続いた。減少したのは鹿島地区だけで、九州新幹線長崎ルート関連の反動減が響いた。

 受注企業を資本金別に見ると、3億円未満の中小が25・8%増の707億9千万円で、全体の約6割を占めた。大手は6・1%減の140億5600万円だった。工事の種類別では、測量・調査・設計・その他が31・5%増、電気・管も22・5%増だった。

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