九州新幹線長崎ルートの未着工区間(新鳥栖―武雄温泉)の整備方式を巡り、国交省幹線鉄道課の足立基成課長は25日、整備方式の「幅広い協議」に関する確認文書に関し、佐賀県庁を自ら訪問して説明する意向を県地域交流部の南里隆部長に電話で伝えた。6月にも訪問したい考えで、両者で日程を調整する。

 幅広い協議を巡っては、協議入りの前提になる確認文書案を県が示し、国交省が修正した。国交省は山口祥義知事と鉄道局長の面談を求めているものの、県は事務レベルで確認作業を進める姿勢を堅持している。

 足立課長は「県庁を訪問して修正案を説明し、協議入りするための段取りも話し合いたい」との趣旨を南里部長に伝えたという。

 取材に対し、足立課長は「知事と鉄道局長による協議が必要との認識は変わらない」としつつ、「実質的な協議に入るために、(事務レベルでも)説明は早ければ早いほどいい」と話している。南里部長は「コロナ対応の最中でもあるため、日程調整は状況を見極めたい」と述べた。

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