相知くんちの様子(2019年撮影)

 唐津市相知町の熊野神社秋季例大祭「相知くんち」について、町郷土芸能保存会は25日、新型コロナウイルスの感染防止のため中止すると発表した。中止は1988(昭和63)年の昭和天皇の闘病で自粛して以来と説明している。

 22日の全体会議で中止を決めた。例大祭神事は10月17日、関係者だけで行う。保存会の小野史朗会長(73)は「3密などの不安があり、今年は自粛を決めた。来年は盛大にくんちを行いたい」と話した。

 相知くんちは例年10月の第3土曜の前後3日間に開かれ、今年は10月16日の宵山笠(よいやま)で始まり、18日までの日程だった。唐津藩の大名行列を模した羽熊(はぐま)行列(市重要無形民俗文化財)などが地区を練り歩き、昨年は1924(大正13)年ごろまで曳(ひ)かれていた高さ約10メートルの大山笠(おおやま)が復活して話題になった。

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