唐津市役所

 九州電力玄海原発(東松浦郡玄海町)の重大事故などに備え、唐津市が計画している離島7島へのヘリポート整備事業について、市は6月補正予算案に調査費など1524万円を計上した。昨年度、国から「補助金申請の内容が不十分」との指摘を受け、整備が遅れていた。市は2021年度までに全島への整備を目指す。

 ヘリポートは原子力災害時に、空路による住民避難や物資の搬送を円滑に行う役割を担う。市は昨年度、県を通じて国の「原子力災害時避難円滑化モデル実証事業」に応募。しかし、国から候補地の土壌やヘリの進入角度について指摘を受け、県が補助金の申請を見送っていた。

 県は5月中旬、国とのヒアリングに臨み、ヘリポートの面積や避難経路などを示し、国から前向きな反応が得られたため、市は今回の補正予算案に盛り込んだ。市危機管理防災課によると、向島、馬渡島、松島、加唐島の4島は20年度、残りの3島は21年度中に着工する予定。

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