テイクアウト情報をまとめた冊子版「とっとっと」の利用を呼び掛ける緒方俊之さん(右)と高尾真一郎さん=鳥栖市役所

 新型コロナウイルス感染症で売上が減少している飲食店を支援しようと、鳥栖市商店街連合会は、鳥栖エリアのテイクアウト・配達情報サイト「とっとっと」の情報を冊子にまとめ、市内に全戸配布した。インターネットを使わない高齢世帯にも知ってもらおうと作成したところ「客が1・5倍に増えた」という店もあり、関係者は活用を呼び掛けている。

 A4判全カラーに56店の情報を載せた。各店のメニューと価格を掲載しており、電話で注文できる。市商店街連合会が「賑わい創出事業」の一環として、約50万円で3万部を制作した。

 情報サイトは4月半ばにオープン。冊子は5月半ばに全戸配布した。とっとっと参加店の高尾真一郎代表(43)は「『冊子を見たよ』と街で声をかけられ、冊子を手に注文に来る人もいる」と話す。

 自ら飲食店を経営する市商店街連合会の緒方俊之会長(42)は「緊急事態宣言は解除されたが、市内の店に客足は戻っていない」と厳しい現状を話す。一方、「テイクアウトは自宅で外食気分を味わうことができる。店にお客さんが戻って以降も需要は変わらずにあるのでは」と期待する。

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