水難救助者を救出する訓練に取り組む小城署員=多久市南多久町の天ヶ瀬ダム

 小城署(野口裕明署長)は21日、梅雨入りを前に多久市南多久町の天ヶ瀬ダムで災害救助訓練を行った。昨年8月の佐賀豪雨を契機に新調したゴムボートを使い、操作方法や救助の手順を確認した。

 訓練は署員の救助技術を高めようと、同署地域課と警備課の10人が参加した。局地的な豪雨で川が氾濫して、一部の住民が孤立したという想定で実施した。

 今年1月に新たに配備した持ち運び可能な6人乗りのゴムボートを電動空気入れなどで手早く準備。約300メートル先にある住民役の署員がいるダムのせきに向かい、ボートに乗せて救助した。

 同署によると、佐賀豪雨では多久市で周辺の冠水で住民5人が孤立する事案が発生し、当時は消防隊のボートで救助したという。同署の江頭英隆警備課長は「今年も大きな災害が起きてもおかしくない。今後も訓練を重ねて備えたい」と話した。

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