県央に位置する杵島郡江北町。江北バイパス(画面中央)沿いには商業施設が立ち並び、ベッドタウンとして住宅も増えている(高度115メートル、ドローンで撮影)

 

 佐賀県の中央に位置し、“おへその町”と称される杵島郡江北町。江戸時代、長崎街道の宿場町として栄え、多くの人の往来を見届けてきた地域は、国道34号江北バイパスを軸に発展を続けている。  1999年に全面開通した江北バイパスは、交通量緩和を目的にした総延長6.7キロの4車線道路。鹿島方面に向かう国道207号への分岐点にもなっている。  工事が始まった1975年ごろ、田畑が中心だった肥前山口駅南側には、バイパス整備とともに江北ジャスコ(現イオン江北店)や積文館書店、ベスト電器などが次々と進出。近隣住民は「生活に必要なものはすべて揃う」と口をそろえる。  鉄道の利便性も大きい。特急利用なら、肥前山口駅から佐賀駅まで10分弱。ベッドタウンとしての人気も高く、住宅も急増した。  江戸時代から続く交通の要衝はその役目を十分に引き継ぎ、より住みやすい町へと変貌を遂げている。

 

住宅は肥前山口駅の北側などに集中し、完成前の江北バイパス周辺には田畑が広がっていた(高度1000メートル、1982年撮影)

 

江北バイパスが全線開通し、テープカットする関係者=杵島郡江北町(1999年12月3日撮影)

1975(昭和50)年
 江北バイパス工事着手
1993(平成5)年
 江北ジャスコ、積文館書店が出店
1999(平成11)年
 江北バイパス全面開通
2002(平成14)年
 江北町制施行50周年

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 移ろいゆく時とともに、街も表情を変えていく-。小型無人機「ドローン」を使い、令和になった新しい時代の佐賀の街並みと、ひと昔前の風景とを並べ、街の息吹を伝えます。

 
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