高校野球佐賀大会の代替大会を7月11日から開催することを発表する県高野連の渡邊成樹会長(左)と吉冨壽泰理事長=佐賀市の佐賀西高

 佐賀県高校野球連盟(渡邊成樹会長)は23日、臨時の理事会を開き、新型コロナウイルスの影響で中止になった第102回全国高校野球選手権佐賀大会に代わる県独自の大会を開くことを決めた。7月11日に開幕し、トーナメント形式で土日と祝日を中心に実施する。決勝は7月30日の予定。

 大会は、佐賀市のみどりの森県営球場と佐賀ブルースタジアムの2会場で開催。感染防止対策として開会式は行わない方針で、組み合わせ抽選会の形式や、試合を無観客にするかどうかなどの詳細は、検討を続ける。大会への参加は各校の意思を尊重する。感染状況の変化によっては、中止もあり得るとしている。

 代替大会の開催が可能と判断した理由について、県高野連は会見で、佐賀県の緊急事態宣言が既に解除され、感染状況も安定していること、県内の公立高校で部活動が再開され、6月中旬には県内大会への参加が許可されること、選手や保護者などから代替大会の開催を望む声が多かったことなどを挙げた。

 渡邊会長は「優勝を目指してもらえる、記録に残る大会にしたい」と述べた。

 新型コロナの影響で中止になった県高校総体も、6月20、21日を中心に代替大会の開催が決まっている。夏の甲子園大会と佐賀大会の中止が決まった際、山口祥義知事は報道陣に対し、野球も競技種目の一つとして参加を呼び掛ける考えを示している。渡邊会長は正式な打診はないとした上で、「どんな大会かを聞いて、高野連として参加が可能なら(あり得る)」と説明した。

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