麦の収穫後、麦わらを田んぼにすき込む農家=21日、佐賀市本庄

 麦の収穫期を迎え、JAや佐賀県などは麦わらの野焼きをしないよう農家に呼びかけている。麦わらは有機物が豊富に含まれる「資源」、「すき込めば肥料の節約にもなる」とPRしている。

 かつて盛んに行われていた野焼きだが、宅地化の進展に伴い煙害が問題となり、火災や交通事故につながる危険もある。このため、県やJAなどはプロジェクトチームを設け、麦わら稲わらの適正処理を推進している。

 具体的には、麦わらを焼かずにすき込むことを推奨しており、実践マニュアルとしてやり方を分かりやすく説明したチラシを農家に配布。各広報紙や新聞、ラジオなどでもPRするなど啓発に力を入れている。

 県農産課は「環境を大事にする時代。野焼きをしないよう、みんなで心がけてほしい。麦わらをすき込むことで土作りにもつながる」と協力を求めている。

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