日韓関係悪化や新型コロナウイルスの感染拡大の影響で来館者が減少した武雄市図書館

 書店やレンタルのTSUTAYA(ツタヤ)を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が指定管理運営する武雄市図書館の2019年度の来館者は98万2042人で、100万人を超えた前年度から9万1215人減少した。図書館は観光ルートにも組み込まれており、徴用工問題などで日韓関係が悪化したことや新型コロナウイルス感染拡大の影響で、韓国や中国からの来館者が減ったことが響いた。

 来館者の内訳は本館74万3735人、こども図書館23万8307人。前年度比は本館が5万1580人減、子ども図書館が3万9635人減だった。本館入場者は2013年度のリニューアル後で3番目に少なかった。

 図書館は減少について「韓国からは年に50件ほど視察もあるほどだったが、昨年8月以降は観光客を含めてぱったり。中国はコロナの影響で今年初めから激減し、3月になると国内の行動自粛も加わって入館者が激減した」と説明した。新型コロナの影響に伴う臨時休館を経て5月14日から開館しているが、来館者は通常の4分の1程度という。

 貸出利用者数は13万9358人で前年度比6489人減、貸出冊数は40万2702冊で2万24冊減。貸出利用者の内訳は市内53・0%、県内市外34・2%、県外12・8%で、例年とほぼ変わらなかった。

 利用登録者数は2万3839人で前年度から1970人減った。内訳は市内37・1%、市外62・9%で、前年度に比べて市外が1・3ポイント増えた。

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