鳥栖市の駅前不動産スタジアムが日没から午後10時にかけてブルーにライトアップされている。新型コロナウイルス感染症に最前線で対処する医師や看護師らに感謝の気持ちを伝える取り組みで、8月末までJR鳥栖駅側をライトアップする。
ライブハウスや屋外イベントの照明を手掛けるコールドリバー(みやき町)が照明設備4基を鳥栖市に無償提供し実現した。社長の井上哲誌さん(33)は「私たちの業界は仕事が全くなくなり、機材も使われずにいる」といい、「国内外のブルーライトアップを見て、うちの機材を使ってできると考えた。今、一番頑張っている医療関係者を応援したい」と話す。
ブルーライトアップで感謝を示す活動は英国で3月末に始まって以降、世界中に広がっている。