佐賀県は21日、飲食店の店先にテラス席を設ける社会実験「SAGAナイトテラスチャレンジ」を始めると発表した。新型コロナウイルス対策の一環で、夜間に屋外の席で飲食するスタイルの需要の有無を調べる。期間は22日から6月6日までで、佐賀市中心部の12店舗で実施する。

 佐賀市唐人町の店舗が協力し、主に午後6時半から午後10時まで営業する。テラス席は店先の歩道か、近くの民有地に設ける。歩道の場合、県警などに許可を取った上で、軒先から1メートル以内に席を設け、歩行者の安全や景観を守るルールを定めた。

 都市部や海外と異なり、夜間にテラス席で飲食をする文化は県内には定着していない。県によると、新型コロナの影響で、空気がこもらない屋外の席に需要が生まれるのか検証する狙いがあり、利用者にはアンケート調査をする。

 県政策部の担当者は「あくまでニーズを把握するための調査。反省点や、よかった点を整理し、次の実験のエリア拡大や回数を判断したい。長い目で見れば道路整備の在り方や、にぎわいづくりにもつながるのでは」と話す。

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