「ざっとなか」「ぞうたんのごと」などの方言がイラスト付きで紹介されているマグネットやキーホルダー

方言缶バッジの販売機

 武雄市観光協会が武雄や佐賀の方言を紹介する缶バッジを商品化し、21日から販売を始めた。「ぞうたんのごと」などの方言をイラスト付きで描き、意味などを書いた説明書も添える。構想からデザイン、製造まですべて協会職員が行う手作り観光グッズで、JR武雄温泉駅と武雄温泉物産館にあるカプセルトイ販売機で1個300円で売っている。

 缶バッジは直径5・8センチの円形。マグネットとキーホルダーの2種類のどちらかが出てくる。方言に意味を想像させるイラストを添え、英訳を書いている。説明書には使い方や、英語・韓国語・中国語訳と武雄の紹介文、運勢を記載。くじ付きで、当たれば入浴剤「武雄の湯」がもらえる。

 紹介した方言は11種類。「ざっとなか」は「簡単ではない」と説明し、使い方は「1カ月で8キロやせる-そいはざっとなかばい」という会話を載せている。「よんごひんご」(曲がっている)「よんにゅ」(たくさん)などもある。

 缶バッジ製作は昨年、温泉の研究に来た東京大の学生との会話で方言が出た際、「方言を聞くと遠くに来たことを体感できてワクワクする」と言われたことがきっかけ。旅情を感じさせる方言を手頃なお土産にできないかと、職員で手作りできる缶バッジでの商品化を目指した。

 協会は「反応を見ながら方言の種類を増やしていきたい」と意欲的。「ネーティブの発音を聞きたい方」の問い合わせ先として協会の電話番号を掲載するなど、遊び心も満載だ。

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