自転車で通学する生徒らに街頭指導を行う警察官=佐賀市の天神橋交差点

 自転車のルール順守やマナーアップに向け、佐賀県警などが19日、県内47カ所で一斉街頭指導を実施した。地域交通安全活動推進委員や教諭、警察官らが連携し、自転車の通行量が多い学校周辺の交差点などで安全運転を呼び掛けた。

 この日は、地域交通安全活動推進委員67人、学校関係者214人、警察官135人が街頭に立った。佐賀市天神の天神橋交差点では、警察官らが横断歩道に立ち、急いで学校に向かう生徒らに「1列で運転して」などと声を掛けて注意を促した。

 指導に当たった佐賀工高の原田堅一教諭(49)は「4、5月は周囲から『マナーが悪い』とお叱りを受けることが多い」といい「ルールを当たり前に守れるよう、折に触れて話をしていきたい」と話した。佐賀南署交通課の上原幸浩警部補は「自転車は軽車両。自分は“車”を運転しているという意識を持ってもらいたい」と呼び掛ける。

 県警交通企画課によると、昨年の自転車が関係した交通事故は554件で、このうち高校生は108件。ことしは4月末までで124件(前年同期比58件減)発生し、高校生が絡んだ事故は23件(同6件減)だった。秋には薄暮時の街頭指導を実施する。

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