大川内直人健康福祉部長

 新型コロナウイルス対策の中心を担い、感染経路の調査や医療態勢の確保などに当たっている。就任した4月は、佐賀県内でも感染が確認されるケースが続いた。部内でのあいさつでは「一部の担当課だけではなく、課の垣根を越えて取り組んでいこう」と呼び掛けた。

 首都圏事務所長や政策部長などを歴任し、県の重要課題に関わってきた。危機管理・報道局長だった2016年には、熊本地震への対応に追われた。新型コロナへの対策に関しては「危機管理の一つ」と捉える一方で、「災害と異なり、被害や回復の状況が見えづらい」と対応の難しさを感じている。

 健康や福祉に関する県民の要望は多岐にわたる。現場を回る時間はなかなか取れないが、「県民や住民団体と交流し、課題を自分なりに把握したい。何か一つでもニーズに寄り添えたら」と意欲を見せる。

 勤続38年。来年2月で60歳になるが「思っていたよりも老いを感じない」とほほえんだ。佐賀市。

このエントリーをはてなブックマークに追加