戸上化成が販売を開始したフェイスガード。頭の大きさに応じてサイズを調整できる

 プラスチック総合メーカーの戸上化成(佐賀市、入谷廣志社長)が、顔をすっぽりと覆うフェイスガードの販売を始めた。「新型コロナウイルスの治療や感染防止で最前線に立つ医療従事者らを支援したい」と話している。

 現場の医師らの意見を聞き、さまざまな樹脂成形品の製造で培った技術を生かした。視認性が高くて軽い素材を採用。上部にはプラスチック製のバンドを取り付けており、頭の大きさに応じて調整できる。横幅や隅の角度も検討し、顔を左右に動かした時に肩に当たらないようにしている。

 月に1万枚の製造が目標で、県内の医療機関を中心に販売する。想定価格は1個390円。

 密集、密接、密閉の3密を避ける新しい生活様式の広がりを見据え、デザイン性のあるものや、複数回使えるリユースタイプも開発中で、飲食店やスーパーなどでの利用も期待する。

 入谷社長は「これまでの技術を生かして必要不可欠な市場に参入し、困っている人の役に立てれば」と話す。

 

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