記者会見して新型コロナウイルス感染防止に対応した避難所について説明する小松政武雄市長=武雄市役所

 佐賀県武雄市は19日、新型コロナウイルス感染防止に対応した災害時の避難所の運営方針を発表した。自宅2階や知人宅も考えておく分散避難や、避難所に段ボール間仕切りを設置して1人4平方メートルの広さを確保し、「3密」や避難者の不安を解消する。

 分散避難は自宅内での垂直避難、知人や友人宅、マイカーや地区公民館など、既存の指定避難所以外も考慮しておくよう市民に呼び掛ける。

 避難所では、1人当たり通常の2倍の広さを確保し、定期的な検温など健康観察を実施する。発熱などの際は学校の空き教室など用意した場所に移動してもらい、保健師がケアする。掃除や消毒など避難者にも運営に加わってもらう。

 佐賀市のサガシキと共同開発した間仕切りは、段ボールベッドと合わせて500セットを準備する。感染症対策の備品は、携帯用トイレ3千セットや消毒剤、使い捨てほ乳瓶などを用意する。

 避難所で使う段ボールや備品、食料を保管する倉庫を各町に9カ所建てる。感染症対策や倉庫の設置費として約1500万円を予算化し、専決処分した。

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