再三の退去要求を無視し、佐賀市内の金融機関に居座り続けたとして、佐賀南署は18日、不退去の疑いで、佐賀市の男(74)を現行犯逮捕した。金を売却しようと、居座りは約9時間に及んだ。

 18日午後1時半ごろ、男は金融機関を訪れたという。ここでは2月末で買い取り業務を終了していた。職員が「今は取り扱っていません」と丁寧に応対したが、男は「きょうの相場で買い取ってくれ」と求め続けた。逮捕されたのは閉店時間を大幅に過ぎた午後10時半。それでも「納得いかない」と不満げだった。

 18日の金の買い取り価格は1グラム当たり6603円で、貴金属を取り扱う企業の担当者は「一つの指標だが、ここ30、40年では最高値」。男が持っていた金は約1キロ。相場通りなら約660万円相当だった。

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