代替大会開催について会見する落合裕二教育長(左)と県高体連の中島慎一会長=19日午後、佐賀県庁

 佐賀県教育委員会と県高校体育連盟は19日、新型コロナウイルスの感染予防のために中止した第58回県高校総合体育大会(県総体)の代替大会を6月20、21の両日に開催すると発表した。各競技の専門部に今週内をめどに、参加するかどうか意思を確認する。県内の感染状況によっては「中止もあり得る」としている。

 基本日程は2日間で、予備日として13、14、27、28日を設ける。開催日は進学や就職に向けた備えや、会場の選定など、準備にかかる時間を考慮して決めた。この期間での開催が難しい競技は個別に検討する。

 今後、高体連の各競技専門部に大会を開くかどうか確認する。県教委によると、19日の専門部の委員長会議では、31競技のうち半数以上が参加の意思を示したという。残りは各部で対応を協議するとしている。大会への参加、不参加については、学校や生徒本人の判断も尊重する。

 大会に合わせ、県教委は感染症対策の統一的な指針をまとめる。観戦については、出場した部の部員は認める方針。保護者の応援については、落合裕二県教育長が「現状では難しい」との認識を会見で示した。

 落合教育長は「生徒たちの思いを受け止め、特別大会として開く。生徒の目標になるような大会にしたい」と話した。一方で「集団感染の発生や、市中感染が心配される状況では開催は難しい」と中止の可能性にも言及した。

 11日に中止が決まった県総体には、31競技に約7千人が出場する予定だった。

 県教委は、5月末までの部活動の対外試合自粛を、県内に限り29日までで解除することも明らかにした。

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