約1カ月ぶりに営業を再開した古湯温泉を訪れる利用客=佐賀市富士町

 新型コロナウイルスの影響で臨時休業していた佐賀市富士町の古湯・熊の川温泉の一部施設が18日、約1カ月ぶりに営業を再開した。ほかの施設も設備点検や改修などを行い、6月1日までに再開する。

 古湯・熊の川温泉観光コンベンション連盟に加盟する全19施設は、4月22日から休業。当初は5月31日までの予定だったが、39県で緊急事態宣言が解除されたことなどを受け、9施設が再開を18日に前倒しした。

 同町古湯の英龍温泉では、午前中から県内を中心に多くの利用客が訪れた。入り口や脱衣所、トイレなどに消毒液を置いたほか、受付には透明のビニールを垂らし、接客するたびに机を消毒していた。福岡市から訪れた年配の夫婦は「4、5年前からファンで週1回訪れている。再開を楽しみにしていた」と話した。

 近くの旅館千曲ちくま荘は、食事を部屋食に限定し、スタッフが客室を訪れる回数も減らした。オーナーシェフの岸川裕幸さん(47)は「本当なら作りたての料理を1品ずつ出したいが、今はお客さまの安全や安心が大事」と述べた。

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