佐賀県JA会館

 JAグループ佐賀が実施している新型コロナウイルスの影響を受けた農業者に対する緊急融資が、4月末現在で52件、約9億5千万円に上ることが18日、同グループのまとめで分かった。申し込みの約8割が肥育農家で、残りがタマネギや葉物などの野菜農家と花き農家という。

 JAグループは3月17日から、農業者を支援するため、借入期間が最長5年、金利0%、保証料不要の緊急の融資を実施している。

 窓口のJAバンクによると、融資の大半は事業継続のための運転資金。肥育農家は、新型コロナの影響で外食需要が縮小し、牛を販売しても次の肥育素牛の購入資金が手当てできない状況になっている。担当者は「先の情勢が見えない中、タマネギ農家なども含め当座の事業継続の資金を確保する人が多い」と話す。

 当初、10億円の資金を用意していたが、申し込みが多いため、同グループでは現在、資金枠を拡大する方向で検討している。

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