佐賀県内20市町の首長らとウェブ会議で意見を交わした山口祥義知事=県庁

 佐賀県の山口祥義知事と県内20市町の首長らが意見交換する「GM21ミーティング」のウェブ会議が18日に開かれ、新型コロナウイルス対策を議論した。山口知事は、県外からの誘客の再開時期について、6月上旬も視野に入れつつ見極めていく考えを示したほか、市町による災害時の避難所運営に関して、感染予防策を講じていないことを理由に受け入れを断るケースがないように求めた。

 嬉野市の村上大祐市長が「どのタイミングで誘客を図るかが課題」と言及した。三養基郡基山町の松田一也町長は、町民に限定している公共施設の利用を町外に開放する時期を思案していると説明した。山口知事は感染状況を見極めつつ「福岡県に『またお越しください』とのメッセージをいつ発するのか検討している。6月頭がいいのかどうか、一日一日をつぶさに見ないといけない」と述べた。

 また、避難所運営を巡り、杵島郡江北町の山田恭輔町長が「これから梅雨時になり、見直しをしていく必要がある。分散避難や自宅避難を取り入れる必要がある」と指摘した。山口知事は「切迫した命の危険があるときには命を助けることが第一。コロナ対策をしていない避難所だから避難させられないなど、間違えて危機管理と違う判断をしないようにしないといけない」と話した。

 山口知事は県内の感染状況について「2人の再陽性が出た以外は新規の感染者はなく、今日で2週間ゼロということになる」と強調した。

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